b-cas 毒電波 2017

運動靴と呼ぶには、あまりにもしゃれている。そう素直に感嘆する一方で、自分の老いを感じてしまい、ちょっと寂しくもなる。30歳オーバーの皆さんなら若いころに1度は校庭で見かけたであろうアッパーのロゴマーク、通称“ランバードライン”は今や完全なファッションアイコンになった。そんな『ミズノ』がコラボレーションラインとして2018年に立ち上げ、現在までほぼすべてのアイテムが完売している”KAZOKU”プロジェクト。その最新版のアッパーにも、“ランバードライン”は堂々と配されている。

完売続出の“KAZOKU”プロジェクト、その最新版が見逃せない 2枚目の画像

今コラボのお相手は、日本のスニーカーカルチャーを支え続ける名店『ミタスニーカーズ』と、日本のハイストリートシーンを牽引するブランド『ウィズリミテッド』。ベースとなったのは、90年に生まれたランニングシューズの名作「スカイメダルトレーナー」だ。グレースケールをコンセプトに白・黒・グレーの明暗によってのみ色分けされたルックスは、シンプルかつスタイリッシュ。マテリアルにもこだわり、ナイロンメッシュとダブルラッセルメッシュ、そしてヌバックが使い分けられている。シュータンにはウィズリミテッド』のアイコンである“ハートビート”と『ミズノ』のロゴが、インソールには３ブランドすべてのロゴがそれぞれ刻まれ、スペシャルエディションの価値を改めて主張する。

完売続出の“KAZOKU”プロジェクト、その最新版が見逃せない 3枚目の画像

「スカイメダル”グレイスケール” ”ウィズリミテッド×ミタスニーカーズ”リミテッドエディション for KAZOKU」16,000円（税別）

完売続出の“KAZOKU”プロジェクト、その最新版が見逃せない 4枚目の画像

完売続出の“KAZOKU”プロジェクト、その最新版が見逃せない 5枚目の画像

完売続出の“KAZOKU”プロジェクト、その最新版が見逃せない 6枚目の画像

ところでこのコラボスニーカー、「ちょっと懐かしいし、買ってみたいな」と思っても、そう簡単にはいかないかもしれない。前述したように、”KAZOKU”プロジェクトのアイテムは枯渇状態が常で、今作もいわゆる”即完”必至だ。ただでさえ忙しい師走に、もうひとつ予定が加わりそうな予感である。Text_Naoki Masuyama

DATA

ミタスニーカーズ

03-3832-8346

東京都台東区上野4-7-8 アメ横センタービル2F

http://www.mita-sneakers.co.jp/

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